草の上に干された数多くの洗濯もの。ほほえましい風景…かもしれませんが、ここには村人、特に女性の苦労も隠されています。
どうやらこの洗濯物は山の上の村の人たちのもの。山の上には水場がなく、飲料水を汲むのも片道15分山を降りたところの井戸まで来る必要があるそうです。
大量の水を必要とする洗濯は、川などでするようですが、濡れたままの洗濯ものを山の上の村へ持って帰るのは重くて大変。そこで山の下で乾かしてから、となるようで、この草地に洗濯ものの花が開くこととなった様子。
多分複数の家庭がここで洗濯物を干しているのでしょうね。