Hotel Kavitaha

Hotel Kavitaha はイタシ県にあります。首都のアンタナナリボから車で約2時間のイタシ県には、イタシ湖という湖があり、観光地になっているそうです。と言っても、地球の歩き方には全く触れられていませんが。

イタシにはイタシ湖以外にも小さな湖がいくつかあるようで、カビタハ湖もその一つ。その湖岸にあるのが Hotel Kavitaha です。ちょっとしたリゾートホテルのような感じ。

下の写真は湖のパノラマです。

カビタハ湖

このホテルでは、イタシでとれる魚料理が名物になっています。下の写真の魚は「中」サイズですが、長さは尻尾の先まで入れると30センチくらいあるでしょうか。

イタシの魚料理

下の写真はついでにイタシの官公庁がある町の安食堂の風景。

イタシの安食堂

ロイヤルカープ

マダガスカルの人たちは淡水魚が結構好みですが、人気なのがこのロイヤルカープ(Carp Royal)。養殖方法をプロジェクトで教えています。

ロイヤルカープ

これは養殖用の親魚。池を移しているところ。ロイヤルカープはどうやらドイツで開発された鯉の一種のようです。

調理中はこちら。市場に出回るものは親魚の3分の1程度の大きさでしょうか。

ロイヤルカープの調理

マダガスカルの養魚池、テラビア養殖

マダガスカルの養魚池

女の人の向こうに見えるのは、彼女が持つ養魚池。田んぼと繋がっていて、コメの収穫後には田んぼの方にも水を入れて魚が落ちたコメなどを食べられるようにしているとか。

この人の養魚池はむしろ珍しいもので、広い面積を使い、餌を入れていません。一般的に見られる養魚池は湿地帯などに作られ、米ぬかなどの有機物を投入しています。

ここの養魚池からの利益は、コメで言うと4トン分にあたるとか。結構な金額です。彼女は自分で魚を取るわけではなく、とりたい人にとらせて、とった分だけ売るような形にしているとか。多分土地持ちなのでこんなことができるのでしょう。

普通、漁業で生活をたてている人は、水田が限られていて自給できないため、収入を補うために魚を取っていることが多いようです。

ここで養殖している魚はテラビアとカープ。カープは「鯉」とはどうも違うようで、口の中で子どもを育てる、と言っていました。うろこの少ない、「カープ・ロワイヤル」という品種のようですが、詳細はわかりません。