パイナップルとキャッサバのインタークロッピング

インタークロッピング

この写真は、マダガスカルのある村で見かけた農法。ほぼ等高線に沿う形で深めの溝を掘り、土を畝にあげてそこにキャッサバを植えてあります。特に誰に教わったわけでもなく、自分で工夫してやっている様子。

雨季乾季のはっきりしている地域ですから、湿気を好むパイナップルを水の貯まる溝の中に植え、乾く畝には乾燥に強いキャッサバという組み合わせ。

奥に見えている家のようなものはお墓です。この墓は個人のものではなく、一族のもの。血縁関係を表すのに「同じ墓に入る人」という定義があるそうです。